変動計算書

合同会社の変動計算書について


会社というと、一般的には株式会社のような形態をイメージするものです。しかし、全ての会社が株式会社の形態を取っているわけではありません。現在、新たに設立することは認められていませんが、有限会社という形態もあります。有限会社として事業を行っている会社については、そのまま有限会社として存続することができます。他にも、合名会社、合資会社という会社も、株式会社などと比べると数は少ないものの、重要な会社です。

その他に、あまり馴染みのない会社としては、合同会社と呼ばれる形態があります。合同会社という会社は、出資者の全員が関節有限責任社員という立場になっているものです。個人事業主として経営している商店や、合名会社・合資会社では、事業が破綻した場合の責任は無限のものとなるため、多額の負債を抱える危険があります。合同会社であれば、有限責任という形になるため、株式会社と同じように、リスクを軽減することができます。株式会社ほどの規模ではないものの、有限責任というメリットを活かして運営したいという場合に用いられます。零細企業、スモールビジネスに適している形態であると言えます。

合同会社は、設立に必要となるコストを少なく済ませられます。また、有限責任であることで、関係者の精神的な負担も小さくなります。そして、株式会社よりも小規模の形態なので、迅速に意思決定を行うことができ、利益・権限などの配分を自由に設定することができます。一言で言えば、小回りがきく、機動的な事業運営ができる、というメリットがあるのです。

会社を経営していると、さまざまな書類を作成しなければなりません。決算のために、貸借対照表や損益計算書を作成することは、会社としての義務です。日々の経理処理を適切に行って、会計年度の末に決算書類を作成することになります。また、作成しなければならない書類には、変動計算書というものもあります。変動計算書というのは、貸借対照表に記載される純資産の部の、1会計期間における変動の状況を示した書類です。変動計算書を見ることによって、純資産の部分がどのように変動したのか、なぜ変動したのか、といった事実を知ることができます。

株式会社であっても、合同会社であっても、書類を多数作成する必要があります。どのような書類が必要になるのかは、会社の形態によって変わってくるため、専門家に確認して、不備や作成漏れが起こらないようにするべきです。